原因
喘息がおきやすい人
まず喘息の原因として、その個人が喘息にかかりやすい個性をもっているということがあります(固体因子)。喘息の素因を持っている人は、発作がないときにも、気管支の炎症を起こしていますが、その人が発作をひきおこす要因に出会うことにより、発作が現れます。なお、個人が持っている素因「固体因子」には、アトピー・遺伝子・気道過敏症・性差(小児の場合は女児よりも男児に多く、成人では女性の方が多い)などがあります。
喘息の発作をひきおこす要因
固体素因を持っている人は、環境的素因に出会うことによって喘息の発作を引き起こします。小児患者の9割、成人患者の5割程度がアレルギー反応が原因であり、アレルギーを引き起こすアレルゲンに出会うことによって発作が起きます。しかし、環境素因はアレルゲンだけではありません。代表的なものを以下にご紹介します。
※複数のものが重なりあって発症する場合もあります
- アレルゲン(ハウスダスト、ダニ、ペットなど)
- 大気汚染
- 呼吸器感染症
- 運動
- 喫煙(受動喫煙含む)
- 気象
- 食品・食品添加物
- 薬物
- 精神的ストレス
- 妊娠
- 月経
- 肥満
- アルコール
- 過労
などが挙げられます。
喘息を防ぐには、まずこれらのうちどれが自分の喘息発作の発生要因となっているかを明らかにし、事前にその要因を排除することが大切です。
アレルギー反応って?
喘息の原因は、ほとんどがアレルギー反応によるものです。アレルギー反応は、免疫システムの誤作動によっておこります。普段は悪者が体に侵入してきた際に、悪者を攻撃して体を守っている免疫システムですが、これが誤作動をおこすと自分の体を攻撃し、傷つけてしまいます。
喘息の場合は、アレルギー反応により気道が炎症をおこし、気道が狭くなることで発作が発生します。
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